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私のパソコン懐古禄


 今回は趣向を一変して、趣味の一つでもあるパソコンについて記述してみたいと思います。
 私が初めてパソコンと出逢ったのは25年前の1987年、当時努めていた大手鉄鋼メーカーの研究所に努めていた時でした。 職場にNECと富士通のパソコン数台が導入され鋼の強度試験のデーター整理や評価試験に使われることになりましたが、それまでは試験データーは電卓で計算し手作業でデーター用紙に書き込むという作業でしたが、キーボードからデーターを入力するだけでデータ保存と用紙への出力と云う工程は画期的な出来事でした。
 好奇心と珍しがり屋の私はパソコンの魅力にとりつかれ、薄給を叩いてパソコンを買ってしまったのであります。 その時の機種は「NEC9801VX2」
性能はCPU:10MHz RAM:640KB HD:20MG フロッピーデスク:5イン 2ドライブ 今では考えられない程の低性能でしたが、この時代では驚異的でした。


  当時のパソコンのOSはMSDOS(Microsoft Disk Operating System)で代表的な
アプリケーションソフトは、表計算ソフト:「マルチプラン」「ロータス1.2.3」
ワープロソフト:「一太郎」「松」 図形ソフト:「花子」などで、殆どのソフトが容量1MG
から数MG程度でしたのでフロッピーデスク数枚に収まっていました。
MSDOSのOSは各ソフト間の連携、互換性が無くソフト毎にプリンターやその他の周辺機器の設定はキーボードからコマンド(命令語)を入力しなければならず相当に面倒な作業をしなければならず、四苦八苦して設定したものでした

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 プリンターはワイヤードットインパクト方式が主流で解像度は(24×24)ですなわち
576ピクセル程でしたので文字を虫眼鏡で見るとぎざぎざに見えていました。

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WINDWS3.1時代
  1993年、前年に発売されたNECのPC-9821(ウインドウズ3.1プレインストール)
を購入。

OSがMSDOSからWINDWSになったことで、パソコンの操作性は画期的な進化をとげ、複数のソフトを同時に起動する事が可能になり、ソフト間のデーターの共有により可、諸々の資料作成能率が飛躍的に向上しました。この頃になるとインクジェットプリンターも普及しドットプリンターに比べると比較にならないほどの高品質の印字品質の向上でした。  
1998年この頃になるとパソコンも更に進歩しウインドウズ98搭載

 同年 エプソンプリンターPM700CとエプソンのデジカメCP500を購入 画素数(70万画素)画像編集ソフト「ペイントショップ」を購入しデジタル写真を始める写真などの画像データーは膨大な容量のデーターになり、高速、大容量のセーター処理が可能なパソコン求められるようになった
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インターネット時代 
1998年日本のインターネット加入者は96万人で2012年には1000人を突破した。 私がインターネットを始めた頃は、現在のようにISDや光ケーブルもなく、電話回線のモデム継続のためプロパイダーは地区(市外局番)毎にアクセスポイントを置ていたが、夜間や休日などは回線が混み、繋がりにくいことが多く、局番外の空いているアクセスポイント経由で繋ぐと電話代が高く付くのも悩みの種で、当時のインターネットの印象は遅くて高い印象しか残っておりませんが、2002年ケーブルテレビの開通によりその回線によって高速通信が可能になり快適なネット時代を堪能しております。

by tosayosakoi | 2013-02-09 09:50  

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