水辺の詩
一、
春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく
咲いているねと、ささやきながら。
二、
春の小川は、さらさら行くよ。
えびやめだかや こぶなのむれに、
今日も一日ひなたでおよぎ、
あそべあそべとささやきながら
文部省唱歌「春の小川」です 。昭和生まれの人は誰でもこの歌を懐かしく思うに違いない
私の子供の頃は、この歌詞の通り春の田園地帯の小川にはメダカや小鮒の群れが泳ぎ岸辺にはさまざまな野の花が咲き乱れ、日本の原風景が広がっていた記憶があります。
かつてメダカやこぶなの群れが泳いで居た小川は、護岸工事のコンクリートで塗り固められ魚の全く住めない環境になりその姿は今は無い、その岸辺には雑草さえ生えていないのである。
この昭和の古きよき時代の原風景を模した花の庭園「ブルーボネット」が名古屋港にあり、先日友人と行って来ましたので、そのレポートを投稿します。
「ブルーボネット」は、美しい緑や草花、水面の輝きなどを楽しみながら、四季を感じることができる「自然風庭園」で主にワイルドフラワーと呼ばれる世界中の野生草花や、園芸用として取り扱われている草花のなかで、種子等によって容易に繁殖でき、痩せ地にも耐え、手を入れなくても美しい花を開花させるものの総称です。主として種子を広範囲に播くことによって、あたかも野生の状態で、野草の草花が咲き乱れるような風景をつくり出しております。
by tosayosakoi | 2015-04-15 11:16